今日は朝、尾張を出発し、まず和歌山県の本山 報恩寺をお参りしました。
報恩寺は、紀伊徳川家二代目藩主である徳川光貞公が、初代藩主夫人の遥林院の菩提を弔うため開山し、
以来、歴代藩主の奥方の菩提寺として250石の寺領を誇った紀州随一の日蓮宗寺院です。
報恩寺では貫首猊下によるセルフ昇堂太鼓に始まった御開帳法要ののち、宝物庫を案内していただきました。
山内には至る所に三ツ葉葵の御紋が見られ、宝物庫には、養珠院お万の方が生涯肌身に帯していた仏舎利や、
全国でも珍しい有髪姿の養珠院坐像など、徳川家に関わる品々も数多く収められていました。
報恩寺を発つと今度は和歌山城へ。
和歌山城は天正13年、紀州を平定した秀吉が弟秀長に命じて藤堂高虎を普請奉行に建てた城で、江戸時代には紀州徳川家の城として西日本に睨みを利かせていました。
現在の天守閣は、太平洋戦争の空襲で焼失したものを昭和33年に鉄筋コンクリート造で復元したものです。
好天に恵まれ、天守からは城下から和歌浦まで一望できました。
二の丸の庭園には紫陽花が。
その後、梅果汁シェア日本一を誇る酒蔵、中野酒造で見学、梅酒・日本酒等の試飲を楽しみ、今夜の宿へ。
立ち並ぶ梅酒漬込みタンク
部屋はオーシャンビュー。和歌浦がよく見えます。
明日は高野山の五坊寂静院へお参りに行きます。
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