早朝、伊藤友源上人は多くの檀信徒とともに、唱題行列にて光遠寺に到着。その後の水行式では、100日間の厳しい修行を垣間見るような迫力のある水行が行われました。
帰山報告式では法味言上の後、来賓として尾張宗務所長安藤晴雄上人(あま市圓行寺住職)、尾張修法師会長佐々木友肇上人(あま市瑞圓寺住職)より祝辞が述べられました。
謝辞において、住職の友秀上人は
「かつて、幼い息子(友源上人)を抱きかかえてこの寺に入った時のことを思うと、この度の荒行成満は夢のよう」
と語り、
友源上人は感涙に言葉を詰まらせながらも
「この100日間の修行の功徳は、自らの功徳ではなく檀信徒皆様の功徳であり、修行で得た力を以って檀信徒の方々の為に尽力します」
と誓い、感動のうちに式を締めくくりました。